幼児になるとできることが増えてきて、習い事について考えますよね。
そこでおすすめなのが、水泳です。
水泳は、昔から人気の高い運動系の習い事で、常に人気ランキングの上位に入っています。
文科系の習い事で人気の、ピアノについてはこちらで紹介していますので、ぜひ読んでみてください。
今回は、幼児の習い事には、なぜ水泳がおすすめなのかについて紹介します。
水泳教室の活動内容や相場
水泳教室では
- ベビークラス
- キッズクラス
- ジュニアクラス
のように、年齢別でクラス分けをしているところが多いです。
年齢は、水泳教室によって異なりますが、目安としては、
- ベビークラスは0~3歳
- キッズクラスは3~小学校低学年
- それ以上がジュニアクラス
というようなクラス分けをしているところが多いです。
顔に水をつけるといった、水に慣れることから始め、浮具を使って浮く・ビート板を使って泳ぐ・ビート板なしで泳ぐというように、段階を踏んでいきます。
費用は7,000円~12,000円程度が相場となっており、運動系の習い事の中では少し高価です。
幼児から水泳を始めるメリット
幼児から水泳を始めるメリットを、3つ紹介します。
水への恐怖心がなくなる
お風呂やプールに入ることはできても、水に顔を付けるのが怖いという子は多いです。
水泳は段階を追ってプログラムを進めていくため、無理なく水への恐怖心をなくしていくことができます。
水への恐怖心がなくなると、泳げなかったとしても体の力を抜いて浮くことができるため、いざという時に溺れてしまう可能性が低くなります。
いざという時が来ないに越したことはないですが、備えておいて損はないですよね。
基礎能力がつく
体に水の負荷がかかり、その中で泳ぐため、体全体の筋肉を使います。
そのため、運動神経はもちろんのこと、基礎代謝や基礎筋力をあげることができます。
基礎代謝や基礎筋力がつくことで、怪我や病気をしにくくなるというのも、大きなメリットといえます。
集中力がつく
水泳は正しい泳ぎ方をしなければ溺れてしまいますし、適切なタイミングで息継ぎをしなければ水を飲んだりと苦しくなってしまいます。
「目標に向かって正しいフォームで息継ぎをしながら泳ぐ」と、同時に複数のことをしなければならないため、水泳を通して集中力が身についていくのです。
幼児から水泳を始めるデメリット
次に、幼児から水泳を始めるデメリットを2つ紹介します。
皮膚への刺激が強い
プールの中には、水を殺菌するためにたくさんの塩素が入っています。
元々皮膚が弱い子はもちろんですが、皮膚が弱くない子も
- 目が充血する
- 髪がキシキシになる
- 塩素臭が体に残る
といった影響がでることもあります。
プールを出た後は、しっかり塩素を洗い流すことが大切です。
水に関する危機管理が薄くなる
水への恐怖心がなくなる分、水に対する危機管理が薄くなってしまいがちです。
川や海ではひざ下程度の水量でも溺れてしまう可能性があります。
しっかりと、海や川での遊び方を伝えるとともに、
- 子どもだけで川へ行かない
- 川遊びや海遊びの約束
等をきちんと伝えておくことが大切です。
水泳は、運動神経を伸ばしたいならおすすめの習い事です。
3~10歳の間は「ゴールデンエイジ」と呼ばれる、吸収が早く、運動能力も伸びやすい時期なので、幼児で習い事を考えているのなら、水泳も検討してみてくださいね。
同じく運動系の習いごとで人気の高い、体操についてはこちらの記事で紹介していますので、ぜひ読んでみてください。