ダンスは日本の学校教育にも取り入れられ、ダンスができる子供が増えてきましたが、カッコよく踊れる子はどのぐらいいるでしょうか。
もちろん、ダンスのジャンル(ヒップホップ、ロック、ブレイク、ヴォーグなど)によってスタイルが全く違いますし、ダンサー個人のカラーがあり、一言に「カッコイイ」といってもいろんな形があります。
そんな奥深いダンス。私も学生のころはダンスをしていましたが、ダンスをしていて思ったこと…。ダンスは出来るだけ早く習うのがオススメということです。
身体的、感覚的、知的に成長を促し、「潜在的な基礎能力」の発達を促す
どこでも誰でも踊ればダンスだとは言えますが、習い事としてのダンスは別物です。
まず、挨拶から始まり、ストレッチ、アップ(体を動かす慣らし運動)をし、そこからアイソレーション(体の一部を動かす練習)や、振り付けなど、レッスンの構成があります。
先生の真似をすること、自分の体をどう使えば同じ動きになるのか考えること、動いて体を鍛えること。習い事としてのダンスはいろいろな面で基礎能力を鍛えることになります。子供のころからダンスを習うのは本当にオススメです!
ダンスはリトミックの要素がたくさんある
音楽をかけて体を動かすトレーニングであるリトミックは幼児教育で一般的かと思います。
リトミックはスイスの音楽家が開発した音楽教育法。曲にあわせて楽器を演奏したり、体を動かしたりすることで、音を聞いたり、体をコントロールしたりすることで成長を促す教育法です。
ダンスの起源はジャンルによって様々ですが、子供のころからダンスを習うということは、リトミックと同じ効果があります。
リトミックが脳へ良いと言われているのは、耳で音楽を聴いて、体を動かしたりストップさせたりというコントロールをすることで、複数種類の脳への刺激が生まれるからです。リズム感をやしなうにも大事なことですよね。
癖のあるダンスになってしまわないように早くから習うべき
大人になってからダンスに挑戦することはもちろん素晴らしいことですが、体の使い方が癖づいてしまっていて、なかなか上達しないこともしばしば……。
体が硬いことや、手足の使い方の癖、リズム感の癖は、長年しみついてしまうとなかなか治りません。
ダンスをカッコよく踊ろうと思うなら、早いうちから基本的な体の動かし方を教えてもらうことをおすすめします。
オリジナルでダンスを練習していても、なかなか普通の人は自分の癖に気付きにくいもの。習い事だと先生に指摘してもらたり、コツを教えてもらったりできますよ!