子供の習い事に、「絵画造形や美術などはどうだろう?」「何歳から始めればいいんだろう?」と興味を持っていても、習い事となると悩む親御さんは多いと思います。
自分たちが深く経験していなければ尚更、「絵画は将来の役に立つのか?」などの疑問もわいてくるかと思います。
まず、絵画造形を改めて考えてみます。Wikipediaによると、造形(ぞうけい)とは様々な物質を媒介として、形あるものを作りだすことだそう。絵を描いたり、なにか作品を作ったりする習い事は、ほかにも、学校で時間割にあった「図画」と呼ばれたり、ある教室では「線描」と呼ばれたりしています。「芸術教室」なんていう習い事もあります。
教室によって内容は様々ですが、今回は絵画造形や美術などの習い事が子供にとって何が良いのか?を考えたいと思います。
創造力・表現力・感性が育まれる
絵を描くことは、人生の中で必須の行為でないことは親御さんも実感しているはずですが、豊かな人生を過ごすひとつの方法としては、大変人気です。
小さい子供時代に絵を描いたり、粘土などの色々な素材に触れて作品を作ることで、右脳が刺激されます。習い事と言えば、算数や国語などの学校や塾で習うような習い事がたくさんありますが、これらは左脳を刺激するものです。芸術は右脳を刺激しますので、右脳左脳をバランスよく育てることができるのがメリットと言えるかと思います。
また、ロボットやIT化が進む現代においては、人間にしかできない「想像する力」は大人になる過程で身に着けたいもの。自分自身が楽しく生きていくためにも必要な力ですし、ゼロからイチを生み出す行為に想像力は欠かせませんよね。
右脳を発達させるのに美術が役立つ?
右脳はイメージ力や記憶力、想像力やひらめきを司る脳です。
五感と呼ばれる、視覚・聴覚・味覚・触覚・嗅覚に関係しています。また、情報をイメージとして認識し整理する役割を果たしています。五感はもともと人間に備わっている感覚ではありますが、刺激を与えることによって、鍛えることができます。
3歳までは右脳優位と言われており、五感を使っての学習が適していると言われています。また、3歳を過ぎると、左脳が優位脳に変わっていくともいわれています。
絵画造形や美術は早いうちから習わせておくと、五感の刺激になり、右脳発達に役立つということです。
何気なくついているテレビ、スマホの動画から離れて創造の時間を持てる
絵画・美術を習わせることの理由に、家で何気なくついているテレビや、なにかあれば渡してしまうスマホから離れてほしいという思いを持っている親御さんもいらっしゃるかと思います。
機嫌が悪くなると動画を見せてしまう……。というご家庭は多いはず。
絵画・美術を習い、右脳の発達を促すことで想像力を育み、コンテンツを受け身で楽しむスタイルから、自分で楽しみを見つけ出し楽しみを創造して遊ぶスタイルになってくれることも期待できると言えますね!
作ることで情報を集めるようになる
絵画・美術の習い事では、教室によって内容は様々ですが、作る、描く、表現するといったアウトプットの方法を教えてくださいます。
年齢が大きくなると、技術や技法も教わるようになります。子供自身がいまの自分の作品よりよいものを作りたいを思うことで、他の作品を観察したり、先生の作り方を真似したりと、積極的に活動するようになります。
想像力、造形力が養われることで、アウトプットができるようになりますが、なにかを生み出すにはまず情報収集が必要ですよね。作ることが目的に見えますが、絵画・美術に触れ合うことでインプット・アウトプットが出来るようになり、ポジティブでクリエイティブな人柄になることが期待できます。
おうちでも習えるオンラインサービス「スタコレ(StudyCollect)」
外出が難しいいまの時代でも、おうちにいながら習い事ができるスタディコレクト(StudyCollect)というものがあります。
スタディコレクト(以下、スタコレ)は、子どもの大学Peby College(ペビーカレッジ)が、昨年の緊急事態宣言を受けて始めたサービスです。
従来よりPeby Collegeは非認知能力を身に着ける教育を重視しており、コロナ禍の中自由に外出ができない子どもたちのために、オンラインで様々な習い事を1か所で受けられるサービスとして、「スタコレ」を始めました。
当初は、緊急事態宣言宣言後1か月近く無料で提供していましたが、1,400名を超えるお子さんが参加され、非常に盛況だったことから、有料化して永続的にサービスを展開しています。
現在は2週間無料キャンペーンもあるので、興味のある方はぜひ体験してみてくださいね!